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Mercury Class Battlestar/Jp:マーキュリー級バトルスター: Difference between revisions

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'''マーキュリー級バトルスター'''は[[Colonial Fleet (RDM)|コロニアル艦隊]]の新鋭主力戦艦/空母である。[[Fall of the Twelve Colonies|12コロニーの崩落]]時の新型艦である。
'''マーキュリー級バトルスター'''は[[Colonial Fleet (TRS)|コロニアル艦隊]]の新鋭主力戦艦/空母である。[[Fall of the Twelve Colonies|12コロニーの崩落]]時の新型艦である。


==概要==
==概要==
マーキュリー級バトルスターは第1次[[Cylon War|サイロン戦争]]の数年後に導入された。その構造はオリジナルのギャラクティカ型バトルスターとは大きく異なっている。"首"に当たる部分が小さく、従来は6台だった[[sublight|亜光速]]エンジンポッドを8台装備している。船体側面の傾斜角度は大きく、完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは上下2段の着艦ベイになっており、隣接したハンガーデッキではコンピューター誘導の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側面にはラプター用の着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動を素早く行うことができる(「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。フライト・ポッドは固定されており[[FTL|FTLジャンプ]]時に格納する必要はなため、進んだジャンプ・システムを搭載していると思われる([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。艦内には自動ドア、枢要部に設置されたコンピューター・ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。
マーキュリー級バトルスターは第1次[[Cylon War|サイロン戦争]]の数年後に導入された。その構造はオリジナルのギャラクティカ型バトルスターとは大きく異なっている。"首"に当たる部分が小さく、従来は6台だった[[sublight|亜光速]]エンジン・ポッドを8台装備している。船体側面の傾斜角度は大きく、完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは上下2段の着艦ベイになっており、隣接したハンガーデッキではコンピューター誘導の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側面にはラプター用の着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動を素早く行うことができる(「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。フライト・ポッドは固定されており[[FTL|FTLジャンプ]]時に格納する必要はないため、進んだジャンプ・システムを搭載していると思われる([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。艦内には自動ドア、枢要部に設置されたコンピューター・ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。


マーキュリー級バトルスター・ペガサスは最大でラプター50機、バイパーMk VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中隊。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)を格納できる。<ref>Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.</ref>
マーキュリー級バトルスター・ペガサスは最大でラプター50機、バイパーMk VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中隊。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)を格納できる。<ref>Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.</ref>


マーキュリー級の[[Battery|砲塔]]は船全体に装備されている([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。最も強力な回転砲塔は船体側面の上部と下部の間とフライト・ポッドに装備されている。前部主砲は先頭上部の底面に回転砲塔4基、その下に4基の強力な前方砲塔が装備されている。船体の先頭中間部両側には2組の回転砲塔6基が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面と前後に2基ずつ装備されている。合計32基の砲塔が装備されている。マーキュリー級の回転砲塔はギャラクティカよりも速いレートで発砲できる。「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」で[[Raider (RDM)|サイロン戦争時代のレイダー]]に対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。
マーキュリー級の[[Battery|砲塔]]は船全体に装備されている([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。強力な回転砲塔が船体側面の"溝"の部分とフライト・ポッドに装備されている。艦首前部に回転砲塔4基、その下に4基の強力な前方固定砲、艦首側面には左右にそれぞれ回転砲塔6基が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面に3基と前後に各2基ずつ装備されている。合計34基の砲塔が装備されている。これらの回転砲塔はギャラクティカよりも高速に連続発射が可能である。「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」で[[Raider (RDM)|サイロン戦争時代のレイダー]]に対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。
 
通常のマーキュリー級バトルスターの乗員は2,500強である([[TRS]]:「[[Pegasus (episode)|ペガサス]]」、「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。[[Computers in the Re-imagined Series|コンピューター]]による自動化で、船のサイズに比べて少ない人数で航行できる。


マーキュリー級バトルスターには基本的な資源からバイパーMk VIIを製造する施設がある(TRS:「傷跡」)。
通常時の乗員数は2,500名強であり([[TRS]]:「[[Pegasus (episode)|ペガサス]]」、「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)、[[Computers in the Re-imagined Series|コンピューター]]による自動化で船の規模に比べて少ない人数で航行可能である。また、基本的な資源からバイパーMk VIIを製造する施設がある(TRS:「傷跡」)。


== 確認されているマーキュリー級バトルスター ==
== 確認されているマーキュリー級バトルスター ==
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== その他 ==  
== その他 ==  
[[Image:Pegasus-Comparison.png|right|thumb|[[Battlestar (TOS)|オリジナル・シリーズのバトルスター]]とマーキュリー級の比較]]
[[Image:Pegasus-Comparison.png|right|thumb|[[Battlestar (TOS)|オリジナル・シリーズのバトルスター]]とマーキュリー級の比較]]
マーキュリー級バトルスターの形状は新シリーズの[[Galactica (RDM)|ギャラクティカ]]より[[Battlestar Galactica (TOS)|オリジナル・シリーズ]]の[[battlestar (TOS)|バトルスター]]に似ている。エンジン・ポッドはギャラクティカの6基に比べ8基で、より船体の一部分となっており、フライト・ポッドもオリジナルの様に角ばった形である。
マーキュリー級バトルスターの形状は新シリーズの[[Galactica (TRS)|ギャラクティカ]]より[[Battlestar Galactica (TOS)|オリジナル・シリーズ]]の[[battlestar (TOS)|バトルスター]]に似ている。エンジン・ポッドはギャラクティカの6基に比べ8基でより船体の一部に近い形状になっており、フライト・ポッドもオリジナルの様に多角形である。


リ・イマジン版''[[Pegasus (RDM)|ペガサス]]''のビジュアル・エフェクト・アーティスト、ジョゼ・A・ペレズのコメントでは「この新しいデザインは[[TOS|オリジナル・シリーズ]]の[[battlestar (TOS)|バトルスター]]と[[Galactica (RDM)|新シリーズ]]を合わせた様なものだ。それ以外の違いは外装(よりダメージを吸収するため)で、''[[Galactica (RDM)|ギャラクティカ]]''はより骨格が露出している。
新シリーズの[[Pegasus (RDM)|ペガサス]]のビジュアル・エフェクト・アーティスト、ジョゼ・A・ペレズのコメントでは「この新しいデザインは[[TOS|オリジナル・シリーズ]]の[[battlestar (TOS)|バトルスター]]と[[Galactica (TRS)|新シリーズ]]を合わせた様なものだ。他の違いは外装に覆われていること(よりダメージを吸収するため)で、骨組が露出している[[Galactica (TRS)|ギャラクティカ]]とは異なる」。さらに「([[Pegasus (RDM)|ペガサス]]の)船体側面の傾斜が急なのは意図したもので、艦内のセットのスタイルと合わせるためだ」。
さらに「([[Pegasus (RDM)|ペガサス]])の船体のエッジの角度が急なのは意図したもので、セットの内装のスタイルと合わせるためだ。」


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Image:Pegasus01.jpg|前方下から
Image:Pegasus01.jpg|前方下から
Image:Pegasus_Hi-Res_1a.jpg|[[Viper (RDM)|バイパーMk.VII]]が左側フライト・ポッドに着艦
Image:Pegasus_Hi-Res_1a.jpg|左舷フライト・ポッドに着艦する[[Viper (RDM)|バイパーMk.VII]]
Image:Pegasus_Hi-Res_5a.jpg|フライト・ポッド側面の[[Kinetic Energy Weapon|砲塔]]
Image:Pegasus_Hi-Res_5a.jpg|フライト・ポッド側面の[[Kinetic Energy Weapon|砲塔]]
Image:Pegasus Rear Shot.png|後方から
Image:Pegasus Rear Shot.png|後方から
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==注釈==
==注釈==
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{{sourcebox|Correspondence with Jose Perez}}
{{sourcebox|Correspondence with Jose Perez}}
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[[de:Mercury-Klasse]]
[[de:Mercury-Klasse]]
[[es:Battlestar clase Mercury]]

Latest revision as of 05:20, 7 November 2023


マーキュリー級バトルスター
マーキュリー級バトルスター
所属 コロニアル
船種 軍用
FTL航行能力 可能
推進方法
搭乗員数 不明(最大2,500名)
総搭載可能人数
船長/艦長名 {{{co}}}
副長名 {{{xo}}}
用途・目的 戦艦/空母
兵装 34基の主力実弾兵器 (2連回転砲塔30基、2連固定砲塔4基)と各部防御実弾兵器、従来型ミサイル、核弾頭、バイパー、ラプター
武器リスト {{{arm}}}
状態 最後に確認されたマーキュリー級はニュー・カプリカの戦いで破壊された。
関連イメージ イメージ
寸法
船体/機体長さ 5872 feet (1789.8m)[1]
船体/機体幅 {{{width}}}
船体/機体高さ {{{height}}}
重量 {{{weight}}}
翼端長または全幅 {{{wingspan}}}
その他 {{{otherdi}}}


マーキュリー級バトルスターコロニアル艦隊の新鋭主力戦艦/空母である。12コロニーの崩落時の新型艦である。

概要

マーキュリー級バトルスターは第1次サイロン戦争の数年後に導入された。その構造はオリジナルのギャラクティカ型バトルスターとは大きく異なっている。"首"に当たる部分が小さく、従来は6台だった亜光速エンジン・ポッドを8台装備している。船体側面の傾斜角度は大きく、完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは上下2段の着艦ベイになっており、隣接したハンガーデッキではコンピューター誘導の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側面にはラプター用の着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動を素早く行うことができる(「RAZOR/ペガサスの黙示録」)。フライト・ポッドは固定されておりFTLジャンプ時に格納する必要はないため、進んだジャンプ・システムを搭載していると思われる(TRS:「ペガサスを継ぐ者」)。艦内には自動ドア、枢要部に設置されたコンピューター・ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。

マーキュリー級バトルスター・ペガサスは最大でラプター50機、バイパーMk VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中隊。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)を格納できる。[2]

マーキュリー級の砲塔は船全体に装備されている(TRS:「ペガサスを継ぐ者」)。強力な回転砲塔が船体側面の"溝"の部分とフライト・ポッドに装備されている。艦首前部に回転砲塔4基、その下に4基の強力な前方固定砲、艦首側面には左右にそれぞれ回転砲塔6基が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面に3基と前後に各2基ずつ装備されている。合計34基の砲塔が装備されている。これらの回転砲塔はギャラクティカよりも高速に連続発射が可能である。「RAZOR/ペガサスの黙示録」でサイロン戦争時代のレイダーに対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。

通常時の乗員数は2,500名強であり(TRS:「ペガサス」、「RAZOR/ペガサスの黙示録」)、コンピューターによる自動化で船の規模に比べて少ない人数で航行可能である。また、基本的な資源からバイパーMk VIIを製造する施設がある(TRS:「傷跡」)。

確認されているマーキュリー級バトルスター

その他

オリジナル・シリーズのバトルスターとマーキュリー級の比較

マーキュリー級バトルスターの形状は新シリーズのギャラクティカよりオリジナル・シリーズバトルスターに似ている。エンジン・ポッドはギャラクティカの6基に比べ8基でより船体の一部に近い形状になっており、フライト・ポッドもオリジナルの様に多角形である。

新シリーズのペガサスのビジュアル・エフェクト・アーティスト、ジョゼ・A・ペレズのコメントでは「この新しいデザインはオリジナル・シリーズバトルスター新シリーズを合わせた様なものだ。他の違いは外装に覆われていること(よりダメージを吸収するため)で、骨組が露出しているギャラクティカとは異なる」。さらに「(ペガサスの)船体側面の傾斜が急なのは意図したもので、艦内のセットのスタイルと合わせるためだ」。

注釈

  1. Blog comment by Adam "Mojo" Lebowitz.
  2. Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.
Sources for this page may be located at: