Toggle menu
Toggle preferences menu
Toggle personal menu
Not logged in
Your IP address will be publicly visible if you make any edits.

Hybrid/jp:ハイブリッド: Difference between revisions

From Battlestar Wiki, the free, open content Battlestar Galactica encyclopedia and episode guide
More languages
m Robot: Automated text replacement (-Cylon agent +Humanoid Cylon)
Joe Beaudoin Jr. (talk | contribs)
m Text replacement - "[[Rebel Basestar" to "[[Rebel basestar"
 
(21 intermediate revisions by 3 users not shown)
Line 1: Line 1:
{{Character Data
{{disline|この記事は[[Re-imagined Series|新シリーズ]]のベーススターの生体コンピューターに関するものです。サイロンと人間の混血児については[[Hera Agathon|ヘラ・アガソン]]を参照のこと。}}
 
{{Character_Data_(jp)
|photo= HybridChick.jpg
|photo= HybridChick.jpg
|age=  
|age=  
Line 5: Line 7:
|birthname=
|birthname=
|callsign=  
|callsign=  
|seen= Torn
|seen= 「感染」
|death=  
|death=  
|parents=
|parents=
Line 11: Line 13:
|children=  
|children=  
|marital status=
|marital status=
|role= [[Cylon]] [[Basestar (RDM)|basestar]] central computer
|role= [[Cylon|サイロン]][[Basestar (RDM)|ベーススター]]の中央コンピューター
|rank=  
|rank=  
|actor= [[Tiffany Lyndall-Knight]]
|actor= [[Tiffany Lyndall-Knight|ティファニー・リンドール=ナイト]]
|cylon=  
|cylon=  
|name=  
|name=  
}}
}}
:''This article discusses the living computer of a [[Re-imagined Series]] basestar. For information on the Cylon-human hybrid child, see [[Hera]].''
'''ハイブリッド'''は[[Cylons (RDM)|サイロン]]の純粋な機械から有機体への進化の最初の段階となる存在である(「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。[[Basestar (RDM)|ベーススター]]の中央コンピューターとして機能している(「[[Torn|感染]]」)。


'''ハイブリッド'''は[[Basestar (RDM)|ベーススター(basestar)]]に搭載されているメイン・コンピュータである ([[Torn]])。
ハイブリッドは[[Resurrection tank|サイロンの再生タンク]]の様なタンク内で液体に浸された人間の様だが、[[humanoid Cylon|人型サイロン]]ではなく、全く異なるの自律した[[Cylon Raider (RDM)|レイダー]]のような存在である。<ref>人間の様な姿をしているが、ハイブリッドは人型サイロンではなく12体のサイロンとしては数えない。</ref>ベーススターの自律機能を管理するために作られた生体コンピューターで、航行、エンジン(特に[[FTL|超光速]])、環境制御などを管理している。ハイブリッドはベーススターの機能と密接に繋がっているため、事実上、ハイブリッド自体がベーススターとも言える。[[Cylon Centurion|センチュリオン]]やレイダーともコンタクトが可能なようで、ナンバー8によると、ベーススターが[[Lymphocytic encephalitis|バイオ・ウィルス]]に感染したとき、ハイブリッドが感染すると同時にセンチュリオンも停止し始めた(「[[Torn|感染]]」)。


The Hybrids resemble human beings inside an immersion tank similar to a [[Cylon rebirthing tank]]. However, they aren't [[Humanoid Cylon|Humanoid Cylons]], but another type of Cylon, similar to the autonomous biomechanical pilots within [[Cylon Raider (RDM)|Raiders]] <ref>Despite its humanoid appearance, the Hybrid is not a Humanoid Cylon and should not be counted as one of the 12 Humanoid Cylon varieties.</ref>, specially constructed as living computers that manage the autonomic functions of the basestar, including navigation and FTL jumps, climate control, and the like. The Hybrids are so integrated into the basestar's functionality that they ''are'', for all practical purposes, the basestar.
ハイブリッドに完全な身体は無く、身体のあらゆる部分にコンジットやコネクターが繋がった[[Wikipedia:Cyborg|サイボーグ]]に近い。


Only one baseship's Hybrid (with the form of a pale-skinned woman) has been shown so far, so it is currently unknown whether or not all other Hybrids are identical to her.
サイロンは第一次[[Cylon War|サイロン戦争]]で捕えた民間人に人体実験を施し、[[first Hybrid|最初のハイブリッド]]を作り出した。そのハイブリッドは老人男性の姿だったが、後のハイブリッドは若い女性に見える。シャロン・アガソンによると(最初のハイブリッド)の実験は進化の行き止まりと見なされ、ベースシップをコントロールする別のハイブリッドが作られた後に見棄てられた。(「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」、「[[Razor Flashbacks|RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争]]」)。<ref>アガソンによるとベーススターを制御する他のハイブリッドが作られると実験は破棄されたが、これが最初のハイブリッドである。サイロンはガーディアン、ベースシップ、ハイブリッドを回収しようとはせず、放置した。</ref>


The Hybrids do not have a completely human body, but rather appear to be more like [[Wikipedia:Cyborg|cyborgs]], consisting of conduits and other connectors mated to, or in place of elements of their bodies.
ベーススター内のどこかに存在する[[Basestar command|司令管制センター]]で、各モデルを代表する7体のサイロンの議決が行われ、集団決定されたコマンドを認可し実行するようだ。さらに命令に反対の場合、ハイブリッドは自律的行動をとる。[[Rebel basestar|反乱分子のベーススター]]は一方的にFTLドライブを起動し、コロニアル艦隊からはぐれてしまった。(「[[Guess What's Coming to Dinner?|招かれざる者たち]]」)


It is unclear whether a Hybrid can take autonomous actions on its own, although they can articulate disagreement with orders. It appears that a unit of seven Humanoid Cylons, located elsewhere in the basestar's command and control center, generate the collective command decisions that are accepted and executed by the Hybrids.
[[Image:Hybrid.jpg|thumb|left|A Hybrid speaking "nonsense".]]
ハイブリッドはほとんど、ベーススターの乗員には[[Hybrid utterances|あまり意味の通らないフレーズ]]を発している。その発言はシステム状況とベーススターの周囲の言葉では表現できない状況を表しているようである。[[Leoben Conoy|レオーベン・コノイ]]はハイブリッドは[[God (RDM)|神]]を聞いて理解することができると信じている。[[Number Three|ナンバー3]]の1人はハイブリッドは"生と死の間"を見た結果、狂気になってしまったと示唆している。(「[[Rapture|5つの光]]」)。


[[Image:Hybrid.jpg|thumb|left|A Hybrid speaking "nonsense".]]
ハイブリッドはベーススターとの繋がりによって、周囲の宇宙を意識として感じ取っている。それらをエクスタシーとして感じるようで、命令を実行する際、特にFTLジャンプのときはオーガズムにまで達している。
The Hybrids almost continually speak in phrases that makes little sense to the basestar's crew. The utterances appear to be a mixture of system status reports as well as observations of events in and around the basestar that may not be describable in words. The agents known to the Colonials as [[Leoben Conoy]] believe that the Hybrids can hear or understand the voice of [[God]].


A Hybrid's connectivity to its basestar provides it with a remarkable awareness of the surrounding space. They appear to experience a form of ecstasy, perhaps at an orgasmic level, when accomplishing certain tasks such as [[Jump|jumping]].
ハイブリッドも僅かながら自意識に目覚める。[[Gaius Baltar|ガイアス・バルター]]が5体の人型サイロンの正体を訪ねようと、ハイブリッドのタンクに手を入れ彼女の手を握ろうとしたとき、ハイブリッドは彼の腕をつかみ目を見据えて知性があると認識する。そしてはっきりと[[The Eye of Jupiter|問い]]かけた後、普段の状態に戻った。[[Number Three|ナンバー3]]のコピーはハイブリッドに触れることに反対で、人型サイロンがハイブリッドに触れることは不快かつ危険でタブーとされている(「[[The Passage|死の航路]]」)。


Hybrids have a conscious state that can converse, if only briefly. When [[Gaius Baltar]] reaches into the Hybrid's tank and attempts to grab her hand to ask it about the missing five Humanoid Cylons, the Hybrid grabs him from the arm and looks directly at him, recognizing him as a being with intelligence. She coherently tells him a [[The Eye of Jupiter|riddle]] before returning to her usual speech pattern and catatonia ([[The Passage]]). The copy of [[Number Three]] initially objects to touching the Hybrid, suggesting that Humanoid Cylons may find physical contact with the Hybrid to be distasteful, dangerous, or a type of taboo.
ハイブリッドとベーススターの接続を外すことは可能だが、危険が伴う。停止される直前、反乱分子のベーススターのハイブリッドはカーラ・スレイスへのはっきりと死にゆく指導者と[[Opera House|オペラハウス]]に関するメッセージを伝える。これを聞いた[[Laura Roslin|ローラ・ロズリン]]は反乱分子のベーススターに行きハイブリッドと話そうとする。彼女の命令でハイブリッドを接続すると、突如としてジャンプしてしまう。ロズリンはハイブリッドとコミュニケーションを取ろうとするが、僅かな成功しか得られない。バルターも彼なりの誠意をもって試すが、理解できない言葉しか返ってこなかった。(「[[The Hub|還るべき場所]]」)。


==Notes==
反乱分子のハイブリッドはさらに自律性を増し、命令なしに船のジャンプを繰り返す。特にこのハイブリッドは他の船で[[Natalie_Faust|ナタリー]]が撃たれたことに気付き、ナンバー3を稼働させる。


* Tiffany Lyndall-Knight is credited as the Hybrid for "[[A Measure of Salvation]]" and "[[Hero]]" but does not actually appear, which may mean that scenes involving the Hybrid were cut from those episodes.
[[The Colony|コロニー]]はベーススターと同型の複数のハイブリッドによってコントロールされている。ハイブリッドと同じ状態の[[Samuel Anders|サミュエル・アンダース]]は、[[Battle of the Colony|コロニーの戦い]]でそれらを停止させることができた。コロニーのハイブリッドは後に[[Final Five|ファイナル・ファイブ]]から[[Resurrection (RDM)|再生]]技術の設計を転送するのに関わるが、[[Galen Tyrol|ガレン・チロル]]が転送を止めたため失敗に終わる。コロニーのハイブリッドはコロニーごとブラックホールに落ちていった。確認されている中で、戦いを生存したのは反乱分子のハイブリッドだけである(「[[Daybreak, Part II|黎明紀(PART II)]]」)。


* The Hybrids are similar to [[w:Frank Herbert|Frank Herbert's]] Guild Navigators from his ''[[w:Dune universe|Dune]]'' series, who, through a combination of technology and mental abilities, can guide starcraft through space in a apparent-FTL process called "folding space."  Like the Navigators, the Hybrids seem to be able to utilize [[w:precognition|precognition]] to a greater or lesser extent.
==Notes==
[[image:Hybridart.jpg|thumb|The original Cylon Hybrid concept art.]]
*オリジナルのコンセプト・アートではハイブリッドの身体は”ナメクジの様なポッドに触手でインターフェースにつながっている”ものだった。
* ティファニー・リンドール=ナイトはハイブリッド役で「[[A Measure of Salvation|魂の救済]]」と「[[Hero|英雄の証]]」でクレジットされているが登場しない。おそらくハイブリッドのシーンはカットされたと思われる。
* [[Ronald Moore|ロナルド・ムーア]]は[[Podcast:Torn|「感染」のポッドキャスト]]で、ハイブリッドは人型サイロンでもレイダーでもセンチュリオンでもない。だが、その3つの中間で固有の目的で作られたと語っている。
* ハイブリッドの支離滅裂だが予言的な言葉は[[Wikipedia:The Minority Report|'短編「マイノリティ・リポート」]]のプリコグに似ている。ハイブリッドの容姿も[[Wikipedia:Minority Report (film)|映画化]]されたプリコグに似ている。「感染」のポッドキャストによると、ハイブリッドのデザインを検討中に映画版はインスピレーションになったと語っている。


* [[Ron D. Moore]], in the [[Podcast:Torn|podcast for this episode]], notes that the Hybrid should be considered "Model 0," neither Humanoid Cylon, Raider or Centurion, but an intermediate step between the three, designed for a specific purpose.
* ハイブリッドは[[w:Frank Herbert|フランクハーバート]]の''[[w:Dune universe|デューン]]''・シリーズのギルド・ナビゲーターに似ている。テクノロジーと精神能力で”空間を曲げる”ことで宇宙船を超光速で移動できる。ナビゲーターと同様に、ハイブリッドもある程度の予知能力を持っている。
* コンピューター・ゲーム”[[w:Homeworld|ホームワールド]]”と”[[w:Homeworld 2|ホームワールド2]]”にも宇宙船のコアと機械的にリンクし司令制御をおこなう女性が登場する。神経科学者[[w:Karan S'jet|Karan S'jet]]はベースシップのハイブリッドと同様の形而上学実験を密かに行う。彼女は液体に満たされた部屋で宙吊りでマザーシップと一体化した姿はハイブリッドのタンクと似ている。
* さらに、「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」と「[[Razor Flashbacks|RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争]]」でハイブリッドを演じた[[Campbell Lane|キャンベル・レイン]]は”ホームワールド”シリーズで[[w:Bentusi|Bentusi]]の声を演じている。このキャラクターも機械的に宇宙船とリンクしている。


==References==
== See Also ==
<div style="font-size:85%"><references/></div>
* [[First Hybrid]]
* [[Hybrid utterances]]、ハイブリッドのフレーズのリスト。


==注釈==
{{reflist}}
{{Characters (RDM Cylons) (jp)}}
[[Category:A to Z]]
[[Category:A to Z]]
[[Category:Cylons]]
[[Category:Cylons]]
[[Category:Cylons (RDM)]]
[[Category:RDM]]
[[Category:RDM]]
[[de:Hybrid]]

Latest revision as of 20:57, 26 June 2021


Hybrid/jp:ハイブリッド
Hybrid/jp:ハイブリッド
人としての名前
年齢
出身地
(コロニー)
出生時の名前
コールサイン
ニックネーム {{{nickname}}}
初登場 「感染」
最期
両親
兄弟、姉妹
子供
婚姻暦
役割、任務 サイロンベーススターの中央コンピューター
社会的地位または階級
キャスト ティファニー・リンドール=ナイト
Hybrid/jp:ハイブリッドは人型サイロンである。
Hybrid/jp:ハイブリッドはサイロンと人類の混血である。
Hybrid/jp:ハイブリッドはオリジナル・シリーズのサイロンである。


ハイブリッドサイロンの純粋な機械から有機体への進化の最初の段階となる存在である(「RAZOR/ペガサスの黙示録」)。ベーススターの中央コンピューターとして機能している(「感染」)。

ハイブリッドはサイロンの再生タンクの様なタンク内で液体に浸された人間の様だが、人型サイロンではなく、全く異なるの自律したレイダーのような存在である。[1]ベーススターの自律機能を管理するために作られた生体コンピューターで、航行、エンジン(特に超光速)、環境制御などを管理している。ハイブリッドはベーススターの機能と密接に繋がっているため、事実上、ハイブリッド自体がベーススターとも言える。センチュリオンやレイダーともコンタクトが可能なようで、ナンバー8によると、ベーススターがバイオ・ウィルスに感染したとき、ハイブリッドが感染すると同時にセンチュリオンも停止し始めた(「感染」)。

ハイブリッドに完全な身体は無く、身体のあらゆる部分にコンジットやコネクターが繋がったサイボーグに近い。

サイロンは第一次サイロン戦争で捕えた民間人に人体実験を施し、最初のハイブリッドを作り出した。そのハイブリッドは老人男性の姿だったが、後のハイブリッドは若い女性に見える。シャロン・アガソンによると(最初のハイブリッド)の実験は進化の行き止まりと見なされ、ベースシップをコントロールする別のハイブリッドが作られた後に見棄てられた。(「RAZOR/ペガサスの黙示録」、「RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争」)。[2]

ベーススター内のどこかに存在する司令管制センターで、各モデルを代表する7体のサイロンの議決が行われ、集団決定されたコマンドを認可し実行するようだ。さらに命令に反対の場合、ハイブリッドは自律的行動をとる。反乱分子のベーススターは一方的にFTLドライブを起動し、コロニアル艦隊からはぐれてしまった。(「招かれざる者たち」)

A Hybrid speaking "nonsense".

ハイブリッドはほとんど、ベーススターの乗員にはあまり意味の通らないフレーズを発している。その発言はシステム状況とベーススターの周囲の言葉では表現できない状況を表しているようである。レオーベン・コノイはハイブリッドはを聞いて理解することができると信じている。ナンバー3の1人はハイブリッドは"生と死の間"を見た結果、狂気になってしまったと示唆している。(「5つの光」)。

ハイブリッドはベーススターとの繋がりによって、周囲の宇宙を意識として感じ取っている。それらをエクスタシーとして感じるようで、命令を実行する際、特にFTLジャンプのときはオーガズムにまで達している。

ハイブリッドも僅かながら自意識に目覚める。ガイアス・バルターが5体の人型サイロンの正体を訪ねようと、ハイブリッドのタンクに手を入れ彼女の手を握ろうとしたとき、ハイブリッドは彼の腕をつかみ目を見据えて知性があると認識する。そしてはっきりと問いかけた後、普段の状態に戻った。ナンバー3のコピーはハイブリッドに触れることに反対で、人型サイロンがハイブリッドに触れることは不快かつ危険でタブーとされている(「死の航路」)。

ハイブリッドとベーススターの接続を外すことは可能だが、危険が伴う。停止される直前、反乱分子のベーススターのハイブリッドはカーラ・スレイスへのはっきりと死にゆく指導者とオペラハウスに関するメッセージを伝える。これを聞いたローラ・ロズリンは反乱分子のベーススターに行きハイブリッドと話そうとする。彼女の命令でハイブリッドを接続すると、突如としてジャンプしてしまう。ロズリンはハイブリッドとコミュニケーションを取ろうとするが、僅かな成功しか得られない。バルターも彼なりの誠意をもって試すが、理解できない言葉しか返ってこなかった。(「還るべき場所」)。

反乱分子のハイブリッドはさらに自律性を増し、命令なしに船のジャンプを繰り返す。特にこのハイブリッドは他の船でナタリーが撃たれたことに気付き、ナンバー3を稼働させる。

コロニーはベーススターと同型の複数のハイブリッドによってコントロールされている。ハイブリッドと同じ状態のサミュエル・アンダースは、コロニーの戦いでそれらを停止させることができた。コロニーのハイブリッドは後にファイナル・ファイブから再生技術の設計を転送するのに関わるが、ガレン・チロルが転送を止めたため失敗に終わる。コロニーのハイブリッドはコロニーごとブラックホールに落ちていった。確認されている中で、戦いを生存したのは反乱分子のハイブリッドだけである(「黎明紀(PART II)」)。

Notes

The original Cylon Hybrid concept art.
  • オリジナルのコンセプト・アートではハイブリッドの身体は”ナメクジの様なポッドに触手でインターフェースにつながっている”ものだった。
  • ティファニー・リンドール=ナイトはハイブリッド役で「魂の救済」と「英雄の証」でクレジットされているが登場しない。おそらくハイブリッドのシーンはカットされたと思われる。
  • ロナルド・ムーア「感染」のポッドキャストで、ハイブリッドは人型サイロンでもレイダーでもセンチュリオンでもない。だが、その3つの中間で固有の目的で作られたと語っている。
  • ハイブリッドの支離滅裂だが予言的な言葉は'短編「マイノリティ・リポート」のプリコグに似ている。ハイブリッドの容姿も映画化されたプリコグに似ている。「感染」のポッドキャストによると、ハイブリッドのデザインを検討中に映画版はインスピレーションになったと語っている。
  • ハイブリッドはフランクハーバートデューン・シリーズのギルド・ナビゲーターに似ている。テクノロジーと精神能力で”空間を曲げる”ことで宇宙船を超光速で移動できる。ナビゲーターと同様に、ハイブリッドもある程度の予知能力を持っている。
  • コンピューター・ゲーム”ホームワールド”と”ホームワールド2”にも宇宙船のコアと機械的にリンクし司令制御をおこなう女性が登場する。神経科学者Karan S'jetはベースシップのハイブリッドと同様の形而上学実験を密かに行う。彼女は液体に満たされた部屋で宙吊りでマザーシップと一体化した姿はハイブリッドのタンクと似ている。
  • さらに、「RAZOR/ペガサスの黙示録」と「RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争」でハイブリッドを演じたキャンベル・レインは”ホームワールド”シリーズでBentusiの声を演じている。このキャラクターも機械的に宇宙船とリンクしている。

See Also

注釈

  1. 人間の様な姿をしているが、ハイブリッドは人型サイロンではなく12体のサイロンとしては数えない。
  2. アガソンによるとベーススターを制御する他のハイブリッドが作られると実験は破棄されたが、これが最初のハイブリッドである。サイロンはガーディアン、ベースシップ、ハイブリッドを回収しようとはせず、放置した。