Mercury Class Battlestar/Jp:マーキュリー級バトルスター: Difference between revisions

From Battlestar Wiki, the free, open content Battlestar Galactica encyclopedia and episode guide
m (Text replacement - " widths=1000 heights=500" to "")
(33 intermediate revisions by 3 users not shown)
Line 1: Line 1:
:''For the unnamed original class, to which ''[[Galactica (RDM)|Galactica]]'' belongs, see [[Galactica type battlestar|''Galactica'' type battlestar]].''
{{disline|[[Galactica (RDM)|ギャラクティカ]]が属する正式名称不明のオリジナル級については[[Galactica type battlestar|ギャラクティカ型バトルスター]]を参照のこと。}}
{{Ship Data|
 
{{Ship_Data_(jp)
|image= Pegasus High Res.jpg
|image= Pegasus High Res.jpg
| title= ''Mercury'' class battlestar
| title= マーキュリー級バトルスター
| race= Colonial
| race= コロニアル
| type= Military
| type= 軍用
| ftl= Yes
| ftl= 可能
| crew= Unknown approx 2500 (Full crew)
| crew= 不明(最大2,500名)
| role= Capital battleship/carrier
| role= 戦艦/空母
| weapons= 34 Primary [[KEW|Kinetic Energy Weapons]] (30 twin turrets, 4 fixed twin mounts) and point-defense [[KEW|Kinetic Energy Weapons]], conventional missiles, nuclear warheads, Vipers, Raptors
| weapons= 34基の主力[[KEW|実弾兵器]] (2連回転砲塔30基、2連固定砲塔4基)と各部防御[[KEW|実弾兵器]]、従来型ミサイル、核弾頭、バイパー、ラプター
| length= {{Feet2Meters|5872}}<ref>[http://darthmojo.wordpress.com/2009/04/05/how-big-was-the-colony/#comment-2193 Blog comment] by [[Adam "Mojo" Lebowitz]].</ref>
| length= {{Feet2Meters|5872}}<ref>[http://darthmojo.wordpress.com/2009/04/05/how-big-was-the-colony/#comment-2193 Blog comment] by [[Adam "Mojo" Lebowitz]].</ref>
| status= Final known ship of this class destroyed at the [[Battle of New Caprica]]
| status= 最後に確認されたマーキュリー級は[[Battle of New Caprica|ニュー・カプリカの戦い]]で破壊された。
}}
}}


'''''Mercury'' class battlestars''' are advanced Colonial capital warships/carriers of the [[Colonial Fleet (RDM)|Colonial Fleet]], top-of-the-line vessels at the time of the [[Fall of the Twelve Colonies]]
'''マーキュリー級バトルスター'''[[Colonial Fleet (RDM)|コロニアル艦隊]]の新鋭主力戦艦/空母である。[[Fall of the Twelve Colonies|12コロニーの崩落]]時の新型艦である。


==概要==
==概要==
第1次[[Cylon War|サイロン戦争]]の数年後に導入された。''マーキュリー''級の構造はオリジナル''ギャラクティカ''タイプのバトルスターとは大きく異なっている。''''に当たる部分が小さく、''マーキュリー''級は旧型で6台だった[[sublight|亜光速]]エンジン・ポッドを8台装備している。エッジの角度は大きく、船体はより完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは2段の着艦ベイになっとおり、隣接したデッキとハンガーではコンピューター補助の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側にはラプターの着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動が素早く行える("[[Razor]]")。ポッドは固定されており[[FTL|FTLジャンプ]]実行時に格納する必要はない。進歩したジャンプ・システムを搭載していると思われる([[TRS]]: "[[The Captain's Hand]]")。艦内は自動ドア、枢要部のコンピューター認識ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。
マーキュリー級バトルスターは第1次[[Cylon War|サイロン戦争]]の数年後に導入された。その構造はオリジナルのギャラクティカ型バトルスターとは大きく異なっている。""に当たる部分が小さく、従来は6台だった[[sublight|亜光速]]エンジン・ポッドを8台装備している。船体側面の傾斜角度は大きく、完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは上下2段の着艦ベイになっており、隣接したハンガーデッキではコンピューター誘導の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側面にはラプター用の着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動を素早く行うことができる(「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。フライト・ポッドは固定されており[[FTL|FTLジャンプ]]時に格納する必要はないため、進んだジャンプ・システムを搭載していると思われる([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。艦内には自動ドア、枢要部に設置されたコンピューター・ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。


マーキュリー級の1隻、''ペガサス''は最大でラプター50機、バイパーMk.VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中退。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)。<ref>Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.</ref>.
マーキュリー級バトルスター・ペガサスは最大でラプター50機、バイパーMk VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中隊。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)を格納できる。<ref>Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.</ref>


マーキュリー級の[[Battery|砲列]]は船体全体に装備されている([[TRS]]: "[[The Captain's Hand]]")。最も強力なターレットは船体側面の上部と下部の間とフライト・ポッドに装備されている。前部主砲は4機の船体先頭上部の下側に装備されたターレットと、その下の4機の強力な前方砲である。船体の先頭中間部両側には2組のターレット6機が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面と前後に2機ずつ装備されている。合計32機の砲列が装備されている。''マーキュリー''級のターレット砲は''ギャラクティカ''よりも速いレートで発砲できる。[[Razor]][[Raider (RDM)|サイロン戦争時代のレイダー]]に対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。
マーキュリー級の[[Battery|砲塔]]は船全体に装備されている([[TRS]]:「[[The Captain's Hand|ペガサスを継ぐ者]]」)。強力な回転砲塔が船体側面の"溝"の部分とフライト・ポッドに装備されている。艦首前部に回転砲塔4基、その下に4基の強力な前方固定砲、艦首側面には左右にそれぞれ回転砲塔6基が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面に3基と前後に各2基ずつ装備されている。合計34基の砲塔が装備されている。これらの回転砲塔はギャラクティカよりも高速に連続発射が可能である。「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」で[[Raider (RDM)|サイロン戦争時代のレイダー]]に対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。


通常の''マーキュリー''級バトルスターの乗員は2,500強である ([[TRS]]: "[[Pegasus (episode)|Pegasus]]"、"[[Razor]]")。[[Computers in the Re-imagined Series|コンピューター]]による自動化で、船のサイズに比べて少ない人数で航行できる。
通常時の乗員数は2,500名強であり([[TRS]]:「[[Pegasus (episode)|ペガサス]]」、「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)、[[Computers in the Re-imagined Series|コンピューター]]による自動化で船の規模に比べて少ない人数で航行可能である。また、基本的な資源からバイパーMk VIIを製造する施設がある(TRS:「傷跡」)。


''マーキュリー''級バトルスターには基本的な資源からバイパーMk.VIIの製造施設がある。
== 確認されているマーキュリー級バトルスター ==
*バトルスター・[[Pegasus|ペガサス]]


== Known ''Mercury'' class battlestars ==
== その他 ==  
*Battlestar [[Pegasus]]
[[Image:Pegasus-Comparison.png|right|thumb|[[Battlestar (TOS)|オリジナル・シリーズのバトルスター]]とマーキュリー級の比較]]
== Notes ==  
マーキュリー級バトルスターの形状は新シリーズの[[Galactica (RDM)|ギャラクティカ]]より[[Battlestar Galactica (TOS)|オリジナル・シリーズ]][[battlestar (TOS)|バトルスター]]に似ている。エンジン・ポッドはギャラクティカの6基に比べ8基でより船体の一部に近い形状になっており、フライト・ポッドもオリジナルの様に多角形である。
[[Image:Pegasus-Comparison.png|right|thumb|Comparison of [[Battlestar (TOS)|original series battlestar]] and ''Mercury'' class]]
The shape of the ''Mercury'' class resembles the [[Battlestar Galactica (TOS)|Original Series]] [[battlestar (TOS)|battlestar]] more than the Re-imagined Series' ''[[Galactica (RDM)|Galactica]]''. Its engine pods number eight, compared to ''Galactica'''s six engine pods. The pods aboard the ''Mercury'' class battlestar appear more directly integrated with its rear section, and its flight pods share the original angular shape.


The visual effects artist of the re-imagined ''[[Pegasus (RDM)|Pegasus]]'', Jose A. Perez, has commented that, "The new design was somewhat of a cross between the look of the [[TOS|original-series]] [[battlestar (TOS)|battlestars]], and yet with elements of the [[Galactica (RDM)|new one]]. Aside from that, it has mostly hull plating (to absorb more damage), as opposed to the ''[[Galactica (RDM)|Galactica]]'' which has more ribbing."
新シリーズの[[Pegasus (RDM)|ペガサス]]のビジュアル・エフェクト・アーティスト、ジョゼ・A・ペレズのコメントでは「この新しいデザインは[[TOS|オリジナル・シリーズ]][[battlestar (TOS)|バトルスター]][[Galactica (RDM)|新シリーズ]]を合わせた様なものだ。他の違いは外装に覆われていること(よりダメージを吸収するため)で、骨組が露出している[[Galactica (RDM)|ギャラクティカ]]とは異なる」。さらに「([[Pegasus (RDM)|ペガサス]]の)船体側面の傾斜が急なのは意図したもので、艦内のセットのスタイルと合わせるためだ」。
Mr. Perez also commented that, "The harder edges [ of the [[Pegasus (RDM)|''Pegasus'']] ] were intentional as well, to match the interior style of the sets more."


<gallery>
<gallery mode="slideshow">
Image:Pegasus01.jpg|Fore and below
Image:Pegasus01.jpg|前方下から
Image:Pegasus_Hi-Res_1a.jpg|[[Viper (RDM)|Mark VII Vipers]] landing in port flight pod
Image:Pegasus_Hi-Res_1a.jpg|左舷フライト・ポッドに着艦する[[Viper (RDM)|バイパーMk.VII]]
Image:Pegasus_Hi-Res_5a.jpg|[[Kinetic Energy Weapon|Batteries]] along the flight pod
Image:Pegasus_Hi-Res_5a.jpg|フライト・ポッド側面の[[Kinetic Energy Weapon|砲塔]]
Image:Pegasus Rear Shot.png|Pegasus from the rear
Image:Pegasus Rear Shot.png|後方から
</gallery>
</gallery>


==References==
==注釈==
<div style="font-size:85%"><references/></div>
{{reflist}}


{{sourcebox|Correspondence with Jose Perez}}
{{sourcebox|Correspondence with Jose Perez}}
Line 56: Line 55:


[[de:Mercury-Klasse]]
[[de:Mercury-Klasse]]
[[es:Battlestar clase Mercury]]

Revision as of 19:30, 17 January 2021


マーキュリー級バトルスター
マーキュリー級バトルスター
所属 コロニアル
船種 軍用
FTL航行能力 可能
推進方法
搭乗員数 不明(最大2,500名)
総搭載可能人数
船長/艦長名 {{{co}}}
副長名 {{{xo}}}
用途・目的 戦艦/空母
兵装 34基の主力実弾兵器 (2連回転砲塔30基、2連固定砲塔4基)と各部防御実弾兵器、従来型ミサイル、核弾頭、バイパー、ラプター
武器リスト {{{arm}}}
状態 最後に確認されたマーキュリー級はニュー・カプリカの戦いで破壊された。
関連イメージ イメージ
寸法
船体/機体長さ 5872 feet (1789.8m)[1]
船体/機体幅 {{{width}}}
船体/機体高さ {{{height}}}
重量 {{{weight}}}
翼端長または全幅 {{{wingspan}}}
その他 {{{otherdi}}}


マーキュリー級バトルスターコロニアル艦隊の新鋭主力戦艦/空母である。12コロニーの崩落時の新型艦である。

概要

マーキュリー級バトルスターは第1次サイロン戦争の数年後に導入された。その構造はオリジナルのギャラクティカ型バトルスターとは大きく異なっている。"首"に当たる部分が小さく、従来は6台だった亜光速エンジン・ポッドを8台装備している。船体側面の傾斜角度は大きく、完全に外装に覆われている(骨組は露出していない)。左右のフライト・ポッドは上下2段の着艦ベイになっており、隣接したハンガーデッキではコンピューター誘導の着艦が行われ、迅速にバイパーを格納できる。各フライト・ポッドの側面にはラプター用の着艦ベイがあり、停泊時には乗員の移動を素早く行うことができる(「RAZOR/ペガサスの黙示録」)。フライト・ポッドは固定されておりFTLジャンプ時に格納する必要はないため、進んだジャンプ・システムを搭載していると思われる(TRS:「ペガサスを継ぐ者」)。艦内には自動ドア、枢要部に設置されたコンピューター・ステーション、コンピューター・ネットワークが装備されている。

マーキュリー級バトルスター・ペガサスは最大でラプター50機、バイパーMk VII戦闘機200機(8飛行中隊と予備2中隊。各隊のカラーコードはブルー、レッド、グリーン、イエロー、オレンジ、パープル、ブラック、ホワイト、予備2中隊はゴールド、シルバー)を格納できる。[2]

マーキュリー級の砲塔は船全体に装備されている(TRS:「ペガサスを継ぐ者」)。強力な回転砲塔が船体側面の"溝"の部分とフライト・ポッドに装備されている。艦首前部に回転砲塔4基、その下に4基の強力な前方固定砲、艦首側面には左右にそれぞれ回転砲塔6基が装備されている。さらに各フライト・ポッドの側面に3基と前後に各2基ずつ装備されている。合計34基の砲塔が装備されている。これらの回転砲塔はギャラクティカよりも高速に連続発射が可能である。「RAZOR/ペガサスの黙示録」でサイロン戦争時代のレイダーに対してフラック・モードでの砲撃で確認できる。

通常時の乗員数は2,500名強であり(TRS:「ペガサス」、「RAZOR/ペガサスの黙示録」)、コンピューターによる自動化で船の規模に比べて少ない人数で航行可能である。また、基本的な資源からバイパーMk VIIを製造する施設がある(TRS:「傷跡」)。

確認されているマーキュリー級バトルスター

その他

オリジナル・シリーズのバトルスターとマーキュリー級の比較

マーキュリー級バトルスターの形状は新シリーズのギャラクティカよりオリジナル・シリーズバトルスターに似ている。エンジン・ポッドはギャラクティカの6基に比べ8基でより船体の一部に近い形状になっており、フライト・ポッドもオリジナルの様に多角形である。

新シリーズのペガサスのビジュアル・エフェクト・アーティスト、ジョゼ・A・ペレズのコメントでは「この新しいデザインはオリジナル・シリーズバトルスター新シリーズを合わせた様なものだ。他の違いは外装に覆われていること(よりダメージを吸収するため)で、骨組が露出しているギャラクティカとは異なる」。さらに「(ペガサスの)船体側面の傾斜が急なのは意図したもので、艦内のセットのスタイルと合わせるためだ」。

注釈

  1. Blog comment by Adam "Mojo" Lebowitz.
  2. Intelligence Debrief: Cylon Basestar, "Battlestar Galactica: The Official Magazine," June/July 2006, page 56.
Sources for this page may be located at: