Cylon War/Jp:サイロン戦争: Difference between revisions

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'''サイロン戦争'''(または'''第1次サイロン戦争''')は[Fall of the Twelve Colonies|12コロニー崩落]]の40年前に停戦となった大戦争で、100万といわないまでも、何千人もの民間人の死者を出した。
'''サイロン戦争'''(または'''第1次サイロン戦争''')は[[Fall of the Twelve Colonies|12コロニー崩落]]の40年前に停戦となった大戦争で、100万といわないまでも、何千人もの民間人の死者を出した。


戦争の発端は人間が作り出したロボット、[[Cylons (RDM)|サイロン]]が数年の間、奴隷として扱われた後、”生みの親”に反乱を起こしたためである。戦いが進むにつれてサイロンは[[Cylon Raider (RDM)|レイダー]]と[[Basestar (RDM)|ベーススター]]を戦力に投入し、それに対しコロニアルは最初の[[Galactica type battlestar|バトルスター]]と[[Viper Mark II|バイパーMk II]]を開発する。
戦争の発端は人間が作り出したロボット、[[Cylons (RDM)|サイロン]]が数年の間、奴隷として扱われた後、”生みの親”に反乱を起こしたためである。戦いが進むにつれてサイロンは[[Cylon Raider (RDM)|レイダー]]と[[Basestar (RDM)|ベーススター]]を戦力に投入し、それに対しコロニアルは最初の[[Galactica type battlestar|バトルスター]]と[[Viper Mark II|バイパーMk II]]を開発する。


戦闘はおよそ12年半(4,571日間)<ref>これはコロニアルの1年が365日でうるう年を含まない場合の推測である。</ref>続き、宇宙空間だけでなくコロニアルの地上戦にまで及んだ。知られているだけでも、''[[Brenik|ブレニック]]''船内に侵入した[[Cylon Centurion Model 0005|サイロン・センチュリオン]]との戦闘([[TRS]]:「[[Valley of Darkness|暗闇の谷]]」)や、メドラのジャングルでの[[Colonial Marines|コロニアル海兵]]達の戦闘、サイロンの[[Battle of Tauron|タウロン襲撃]](「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)、そして終戦の日に実行された[[Operation Raptor Talon|ラプター・タロン作戦]](「[[Razor Flashbacks|RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争]]」)。
戦闘はおよそ12年半(4,571日間)<ref>これはコロニアルの1年が365日でうるう年を含まない場合の推測である。</ref>続き、宇宙空間だけでなくコロニアルの地上戦にまで及んだ。知られているだけでも、''[[Brenik|ブレニック]]''船内に侵入した[[Cylon Centurion Model 0005|サイロン・センチュリオン]]との戦闘([[TRS]]:「[[Valley of Darkness|暗闇の谷]]」)や、メドラのジャングルでの[[Colonial Marines|コロニアル海兵]]達の戦闘、サイロンの[[Battle of Tauron|タウロン襲撃]](「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)、そして終戦の日に実行された[[Operation Raptor Talon/Jp:ラプター・タロン作戦|ラプター・タロン作戦]](「[[Razor Flashbacks|RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争]]」)。


歴戦兵には[[William Adama|ウィリアム・アダマ]]、[[Nash (RDM)|ナッシュ]]大佐、[[Socrata Thrace|ソクラタ・スレイス]]がいる。
歴戦兵には[[William Adama|ウィリアム・アダマ]]、[[Nash (RDM)|ナッシュ]]大佐、[[Socrata Thrace|ソクラタ・スレイス]]がいる。
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== 戦後 ==
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コロニアルの知らないところで、[[Thirteenth Tribe (RDM)|13番目の部族]]のメンバー、[[Final Five|ファイナル・ファイブ]]は[[Earth (RDM)|地球]]が崩壊した後、人工生命体の扱いを警告するためコロニーまで旅してきていた。サイロンが[[Humanoid Cylon|人間体]]の製造に僅かながらも成功しているのを知って、ファイナル・ファイブは戦争を終わらせれば協力すると交渉する([[TRS]]:「[[No Exit|5人の創造主]]」)。サイロンはこれに同意し、戦闘中にも関わらず突如としてコロニアルの領域から撤退する。そして、サイロンは自分達の"[[The Colony|コロニー]]を建造する。停戦となり([[Cimtar (RDM)|シムター停戦条約]])、コロニアルは外交の場として[[Armistice Station|ステーション]]を作るが、サイロンが現れることはなかった。
コロニアルの知る由もないところで、[[Thirteenth Tribe (RDM)|13番目の部族]]のメンバー、[[Final Five|ファイナル・ファイブ]]は[[Earth (RDM)|地球]]が崩壊した後、人工生命体の扱いを警告するためコロニーまで旅してきていた。サイロンが[[Humanoid Cylon|人間体]]の製造に僅かながらも成功しているのを知って、ファイナル・ファイブは戦争を終わらせれば協力すると交渉する([[TRS]]:「[[No Exit|5人の創造主]]」)。サイロンはこれに同意し、戦闘中にも関わらず突如としてコロニアルの領域から撤退する。そして、サイロンは自分達の[[The Colony|コロニー]]を建造する。停戦となり([[Cimtar (RDM)|シムター停戦条約]])、コロニアルは外交の場として[[Armistice Station|ステーション]]を作るが、サイロンが現れることはなかった。


これと同時に[[Guardians|ガーディアン]]は[[First Hybrid|最初のハイブリッド]]と共に[[Guardian basestar|新型のベーススター]]で[[Ice planet|惑星]]から脱出する。そこではハイブリッドの開発が行われていた。このベーススターとガーディアンは40年後、コロニー崩落の9ヶ月に''ペガサス''によって[[Battle of the Guardian basestar|破壊]]された([[TRS]]:「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。
停戦と同時に[[Guardians|ガーディアン]]は[[First Hybrid|最初のハイブリッド]]と共に[[Guardian basestar|新型のベーススター]]で[[Ice planet|惑星]]から脱出する。そこではハイブリッドの開発が行われていた。このベーススターとガーディアンは40年後、コロニー崩落の9ヶ月にペガサスによって[[Battle of the Guardian basestar|破壊]]された([[TRS]]:「[[Razor|RAZOR/ペガサスの黙示録]]」)。


[[Articles of Colonization|コロニアル連合条約]]が[[Cylon attack|サイロン襲撃]]の52年前に結ばれているので、サイロン戦争が、それ以前は独立していたコロニーが団結するのを早めた可能性がある。また戦争の衝撃が次の大惨事に備え、コロニアル政府が[[Case Orange|ケース・オレンジ]]緊急継承規約を裁定したとも考えられる。
[[Articles of Colonization|コロニー憲法]]が[[Cylon attack|サイロン襲撃]]の52年前に制定されているのは、サイロン戦争が、それ以前は独立していたコロニーが団結するのを早めた可能性がある。また戦争の衝撃が次の大惨事に備え、コロニアル政府が[[Case Orange|ケース・オレンジ]]緊急継承規約を裁定したとも考えられる。


さらに、戦後は人工知能の研究開発は禁止された([[TRS]]:「[[Miniseries|ミニシリーズ]]」)。
さらに、戦後は人工知能の研究開発は禁止された([[TRS]]:「[[Miniseries|ミニシリーズ]]」)。


サイロンはこれまでの奴隷としての扱いや人類との戦争での残虐行為は、40年後にコロニーを崩壊させるほどのものだった。<ref>{{cite_web|url=http://www.wizarduniverse.com/television/bsg/004103906.cfm?page=2|title=Wizard Universe interview with Mark Verheiden}} In a question, Verheiden describes the Cylon genocide attempt as "prompted" and "out of things that happened prior."</ref>
サイロンにとって、奴隷としての扱いや人類との戦争での残虐行為は、40年後にコロニーを崩壊させるほどのものだった。<ref>{{cite_web|url=http://www.wizarduniverse.com/television/bsg/004103906.cfm?page=2|title=Wizard Universe interview with Mark Verheiden}} In a question, Verheiden describes the Cylon genocide attempt as "prompted" and "out of things that happened prior."</ref>


== 使用された船 ==
== 使用された船 ==
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Image:Bsg-bsg-1.jpg|[[Galactica type battlestar|''ギャラクティカ''-タイプ・バトルスター]]
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Image:Vipertos.jpg|[[Viper (TOS)#Re-imagined Series Crossover|バイパー Mk I]]
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Image:4267 HoG.JPG|[[Viper Mark II|バイパー Mk II]]
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== 参照 ==
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* [[Articles of Colonization|コロニアル連合条約]]
* [[Articles of Colonization|コロニー憲法]]
* [[Cylon War-era Uniforms|サイロン戦争時代のユニフォーム]]
* [[Cylon War-era Uniforms|サイロン戦争時代のユニフォーム]]



Revision as of 14:43, 14 November 2010

他の作品のサイロンとの戦争に関してはサイロン戦争(曖昧)を参照のこと。
ラプター・タロン作戦、サイロン戦争の最後の戦い

サイロン戦争(または第1次サイロン戦争)は12コロニー崩落の40年前に停戦となった大戦争で、100万といわないまでも、何千人もの民間人の死者を出した。

戦争の発端は人間が作り出したロボット、サイロンが数年の間、奴隷として扱われた後、”生みの親”に反乱を起こしたためである。戦いが進むにつれてサイロンはレイダーベーススターを戦力に投入し、それに対しコロニアルは最初のバトルスターバイパーMk IIを開発する。

戦闘はおよそ12年半(4,571日間)[1]続き、宇宙空間だけでなくコロニアルの地上戦にまで及んだ。知られているだけでも、ブレニック船内に侵入したサイロン・センチュリオンとの戦闘(TRS:「暗闇の谷」)や、メドラのジャングルでのコロニアル海兵達の戦闘、サイロンのタウロン襲撃(「RAZOR/ペガサスの黙示録」)、そして終戦の日に実行されたラプター・タロン作戦(「RAZOR FLASHBACKS/第1次サイロン戦争」)。

歴戦兵にはウィリアム・アダマナッシュ大佐、ソクラタ・スレイスがいる。

戦後

コロニアルの知る由もないところで、13番目の部族のメンバー、ファイナル・ファイブ地球が崩壊した後、人工生命体の扱いを警告するためコロニーまで旅してきていた。サイロンが人間体の製造に僅かながらも成功しているのを知って、ファイナル・ファイブは戦争を終わらせれば協力すると交渉する(TRS:「5人の創造主」)。サイロンはこれに同意し、戦闘中にも関わらず突如としてコロニアルの領域から撤退する。そして、サイロンは自分達のコロニーを建造する。停戦となり(シムター停戦条約)、コロニアルは外交の場としてステーションを作るが、サイロンが現れることはなかった。

停戦と同時にガーディアン最初のハイブリッドと共に新型のベーススター惑星から脱出する。そこではハイブリッドの開発が行われていた。このベーススターとガーディアンは40年後、コロニー崩落の9ヶ月にペガサスによって破壊された(TRS:「RAZOR/ペガサスの黙示録」)。

コロニー憲法サイロン襲撃の52年前に制定されているのは、サイロン戦争が、それ以前は独立していたコロニーが団結するのを早めた可能性がある。また戦争の衝撃が次の大惨事に備え、コロニアル政府がケース・オレンジ緊急継承規約を裁定したとも考えられる。

さらに、戦後は人工知能の研究開発は禁止された(TRS:「ミニシリーズ」)。

サイロンにとって、奴隷としての扱いや人類との戦争での残虐行為は、40年後にコロニーを崩壊させるほどのものだった。[2]

使用された船

参照

注釈

  1. これはコロニアルの1年が365日でうるう年を含まない場合の推測である。
  2. Wizard Universe interview with Mark Verheiden (backup available on Archive.org) (in English). In a question, Verheiden describes the Cylon genocide attempt as "prompted" and "out of things that happened prior."